主催チームの三保FCは、大会最後の試合をゴールラッシュで飾った。淀橋FC(東京)とのフレンドリーマッチに、8-2で勝利。「負けて終わるのは嫌だった。最後に勝てて、本当に良かった」と声を弾ませたFP遠藤滉主将(三保一小6年)を中心に、笑顔で大会を締めくくった。

序盤から圧倒した。0-0の前半3分、FP吉川友絆(三保一小6年)が右サイドを突破。GKとの1対1を冷静に右足で沈めた。「GKが前に出て来たので、アウトで回転をかけて空いたコースを狙った。イメージ通りです」。足元を抜く技ありの先制点で勢いに乗った背番号「7」は、後半14分にもネットを揺らし2得点。遠藤主将も4得点をマークするなど、最後まで得点を重ね続けた。

今大会はインフルエンザなどの体調不良で主力3人を欠き、大会中に故障者も出た。遠藤主将も、本来はゴールマウスを守る守護神。厳しい台所事情の中、2日間で5試合の日程を“完走”した。中島拓夢監督(35)は「苦しい状況の中でも全員で頑張った結果、最後に勝てた。普段は控えの選手たちが頑張れたことも収穫」と目を細めた。

6年生にとって、卒団までに残る大会は年明けに控える2つ。遠藤は「好セーブを見せられるように練習から頑張っていきたい」。吉川も「次は、もっと点を取りたい」と目を輝かせ、決意を新たにした。【前田和哉】