お待たせしました!新潟レディースが1-0で日テレ東京Vを下し、WEリーグ3季目にして日テレ東京Vに初めて勝った。後半から出場したMF川澄奈穂美(38)が同16分にFW石淵萌実(27)のクロスに頭で合わせ、WEリーグ初、そして待望のホーム初得点を奪い、勝利に導いた。リーグ再開から2連勝し、勝ち点19で3位をキープ。今季のホーム戦に限っては、公式戦7戦負けなし(5勝2分け)で、連勝も「4」に伸ばした。
ゴールを確信した瞬間、ピッチに背をつけ、両拳を新潟の空に突き上げた。頼りになる主将が待ちに待ったホーム初ゴールを決めた。後半初めから出場し、その16分後に歓喜は訪れた。MF石田千尋(22)のスルーパスに抜け出した石淵が縦に仕掛け、クロスを供給。ファーに構えていた川澄は前にいた相手DF2人の前に走り込み、ヘディングで先制弾をたたき込んだ。
「ゴールってどんなときでもうれしいですし、初ゴールちょっと遅かったなと思うので、お待たせしましたっていう感じはあるんですけど、点決めたこともうれしいですけど、本当にチームが勝ったことが何よりもうれしいです」
新潟に加入後、初得点をマークした皇后杯5回戦の長野戦(昨年12月17日、4-1)の再現のようだった。その試合でも左サイドから石淵がクロスを上げ、川澄がヘッドで得点を奪った。「クロス絶対に上がってくるっていう風に思いましたし、長野戦でもそういうゴールが生まれたので、意思疎通が出来てる部分」と振り返り、「ヘディングはちょっと秘密兵器なので取っといてるんですけど、連続で出してしまったので、しばらくは封印させたい」と笑って話した。
昨季覇者の三菱重工浦和に続いて、3強の一角の日テレ東京Vをホームで撃破。「結果が出ても浮かれることなく1歩1歩前進しているので、そこが今の自分たちの強み。ちょっとでも気を抜いたり、浮かれたりしたら落ちるのなんて一瞬。そこだけは間違えないようにチームとしてやっていきたい」。地に足をつけ、さらに突っ走る。【大島享也】
○…新潟の守護神・GK平尾知佳(27)が好セーブを連発した。後半3分には1対1のピンチを防ぎ、試合終了間際にはゴールラインギリギリのクロスボールを左手でかき出した。体を張ってゴールを守り続けたプレーに橋川和晃監督(52)も「神の手」と大絶賛。平尾は「無失点で終えられたことはチームとしてもプラス。みんなが頑張ってくれていたので、自分も頑張らなきゃって思いましたし、その中でチームを救えるセーブが出来たことはうれしい」と喜んだ。



