全国中学校サッカー大会(18~23日、石川)が開幕する。北信越からの出場2枠は9年ぶりに新潟のチームが独占。第1代表の内野中(2大会連続10度目)は19日の1回戦で静岡学園中と対戦する。第2代表の小針中(3大会ぶり10度目)は同日、青森山田中と戦う。両校は同じ新潟市西区のライバルで、今大会は地区、県、北信越と3度、決勝で激突した。全国初戦はともに強豪校とのマッチアップ。磨き上げたスタイルで真っ向勝負する。【取材・構成=小林忠】
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小針中は選手同士がいい距離を保ち、ショートパスでつながりながら前進するスタイルを積み上げてきた。21年に同校を全国8強に導いた有坂学監督(48)は「強い者が勝つのではない、勝った者が強いんだ」と選手の士気を高めている。
基本システムは4-2-3-1。攻撃はボランチの島田丈瑠主将と江口亜瑠(ともに3年)を経由しながら相手を揺さぶり、両翼のFW須田智喜(3年)とFW祝春馬(2年)が隙を突く。須田は「全国でもびびらずに突破を仕掛けたい」と意気込む。
得点源はFW佐藤蒼良(そうら、3年)。力強さとしなやかさを併せ持つ万能型で、シュートもアシストも決められる絶対的エースだ。「何点取りたいとかは今はない。今は青森山田に勝つことしか考えていない」と闘志をたぎらせる。
組み合わせ決定後、守備での青森山田対策やボールを奪ってからの狙いどころも共有した。自陣で耐える時間が長くなりそうだがGK大浦舞徒(3年)は「シュートストップと声でチームに安心感を与えたい」と気合十分だ。
自分たちの力をぶつけるには絶好の相手。勝つための手法は選ぶが「最初から守りに入るつもりはない」と有坂監督。島田主将も「楽しみしかない。一泡吹かせたい」と目をギラつかせた。
【監督】
有坂 学
【GK】
1 大浦 舞徒(3年)
15 泉 公晟(3年)
【DF】
2 江森 慈和(3年)
3 安達 寛人(3年)
4 小川 巧真(3年)
5 岡 拓海(3年)
17 堀井 崚羽(2年)
【MF】
6 山下 幹生(3年)
7 江口 亜瑠(3年)
8 小野 夏葵(3年)
10 島田 丈瑠(3年)
14 堀井 結陽(2年)
16 五十嵐大翔(3年)
18 太田 晴(2年)
【FW】
9 佐藤 蒼良(3年)
11 須田 智喜(3年)
12 松田 宗大(3年)
13 祝 春馬(2年)



