J1清水エスパルスの秋葉忠宏監督が13日、50歳の誕生日を迎えた。23年4月の監督就任後、清水で記念日を迎えるのは今年で3度目。J2だった1年前に決意した「来年はJ1で誕生日を」という公約を果たした。今季も残り5試合で現在11位。節目の年齢で初陣となる18日のアウェー川崎フロンターレ戦(U等々力)を白星で飾り、リーグ最終盤へ弾みをつける。
◇ ◇ ◇
節目の誕生日を迎えた秋葉監督は、決意を新たにした。「来年はJ1で迎えたい」。49歳の誕生日に誓った昨年のバースデーから1年。報道陣からのケーキに飾られていた「50」のろうそくの火を力強く吹き消すと「去年の公約を果たせましたね。解任もなかったですし」と冗談を飛ばした。さらに「これからも頭でっかちにならず、学ぶ姿勢を忘れずにやっていきたい」と謙虚に話した。
2010年の現役引退から約15年。指導者に転身後は16年リオデジャネイロ五輪(オリンピック)など世代別日本代表のコーチなどを歴任し、Jクラブでは清水を含めて計3クラブの指揮を執った。
「いろんな人との出会いに恵まれ、濃い十数年を過ごさせてもらった」と秋葉監督。現状は現場での指導が最優先だが、これまでの経験を伝えていく役割も期待されている。今後は「そういう思いもどんどん言っていこうかなと。自分としても、いろいろなことにトライしてもいいと思っている」と展望を語った。
「昔は人生50年と言われていたので、僕もこれから人生2回目のつもりで過ごしたい」。次戦は川崎Fが相手。チームは現在11位でJ1残留は安全圏だが、目の前の試合で勝利を目指す姿勢は変わらない。指揮官は「未来につながるフットボールをして(現状の)最高順位で終わりたい。(50歳の)1発目は、白星で飾る」と力強く宣言した。
「人生100年時代」と呼ばれる現代なら50歳は折り返しに過ぎない。「シン秋葉監督」として臨む初陣で、メモリアルな1勝をつかみにいく。【神谷亮磨】
◆記念グッズ クラブは11日、秋葉監督のバースデー記念グッズを発売すると発表。目玉商品のフィギュアは3Dスキャン技術を駆使し、秋葉監督が叫ぶ表情やポーズが再現された。公式オンラインストアではフィギュアとともに、指揮官の語録として認知される「THIS IS FOOTBALL」がデザインされたTシャツ、タオルの新グッズも受注販売する。期間は20日の正午まで。なお、エスパルスストア清水店ではTシャツ(オレンジ)とタオルのみ在庫販売する。



