J2ベガルタ仙台は22日、26日の鳥栖戦(ユアテックスタジアム仙台)に向けて仙台市内で練習を行った。現在7位の仙台にとって6位鳥栖との負けられない直接対決。開幕戦では接戦を制した古巣相手にMF相良竜之介(23)は「開幕戦はお互いに固かったので材料は多くはない。隙はあると思うのでそこをいかについていくか、入りからアグレッシブに戦っていけるかが鍵になる」と強気に挑んでいく。

前節大分戦では、残留争いで勝ち点1でも死守したい相手の固い守備に「各駅停車というか、近いところからパスをつないでいて、1人1人が前に行く姿勢が足りなかった」と反省。マークが厳しい中で相良も4本のシュートを放つもネットを揺らせず、スコアレスドローで終えた。

直近2試合は無得点の相良だが、現在1試合平均シュート数リーグ5位の2・9と危険な存在には変わりはない。「試合中のコミュニケーションをもっと大事にして、相手の嫌がることができたら攻撃が活性化していくと思う。個人的にもシュートを決めきれる力、感覚的な部分を高めていきたい」。今季はけがで約3カ月戦列を離れ現在4ゴールにとどまるが、自身の目標に掲げる2桁ゴールに変わらない意欲をみせている。

残すところ、あと5試合。自動昇格ラインの2位水戸との勝ち点差は6。プレーオフ進出圏内の3位千葉から6位鳥栖までは2点差内にひしめき、仙台が鳥栖を1点差で追う混戦状況。「焦りはないです。1戦1戦厳しい戦いですけど、全員が高い意識で取り組めているので、あとは試合で勝つ事を突き詰めていきたい」。ホームの大歓声を背に3戦ぶりの白星をつかむ。【高橋香奈】