ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(42)は4-0で勝利したローマ戦後、ナポリサポーターに対してマスク着用と不要な外出を控えるように呼び掛けた。

25日にナポリのレジェンドでもあるディエゴ・マラドーナ氏が死去。その直後から本拠地スタジアム周辺には連日サポーターが集まりはじめた。

現在、ナポリでは新型コロナウイルスのまん延により医療体制が逼迫(ひっぱく)しており、ロックダウンが導入されている。

にもかかわらずマスクをせずにスタジアムに集まるファンが後を絶たないため、ガットゥーゾ監督は「多くの人がディエゴの死を悲しんでいる中、言うべきではないのかもしれない。でもあえて言う」と話し始めた。

「たくさんの人々がマスクをしていないのを見た。マラドーナはレジェンドだ。それはみんな知っている。ただ、今は正しいことをしないと、後で痛い目を見ることになる。この町は他の町同様に(コロナで)苦しんでいる。静かにしているべきだ」と強調した。