レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)が、ホームでFW浅野拓磨(30)所属のマジョルカを相手に決勝点を演出した。1-0で競り勝ち、今季初白星(1勝2分け3敗)となった。
開幕から5試合勝利がなく3連敗中と苦境のチームにあって、久保の瞬時の判断が光った。
後半4分、敵陣でのボール奪取からクサビのパスが中央のFWオヤルサバルへ。サポートに入った久保は落としたボールをすぐさま左を走るMFバレネチェアの足元へ正確に通し、局面を打開。フリーとなったバレネチェアからの折り返しをFWオヤルサバルが右足で難なく押し込んだ。連続するワンタッチパスが4本つながっての鮮やかなゴールだった。
久保は今月の日本代表活動以降、足首に問題を抱えていると伝えられる中で先発出場し、随所に決定機を演出した。前半19分には左ショートCKを受けると、左ニアサイドを短く持ち出し左足でゴール前に入ったDFアランブルへピンポイントのショートクロス。だがヘディングシュートは当たり損ねてゴールならず。
前半45分には右からエリア内へ持ち込んだところで倒された。笛は鳴らず、すぐさま起き上がって右から中央へ折り返したが、相手選手は外にボールを出して回避。ファウルはなくCKの判定となった。
後半24分には左サイドからのグラウンダーのマイナスボールに対し、右からエリア内へ走り込み左足インサイドでシュートを放った。転がしたボールはゴールを固めに入った相手選手にクリアされた。決定機にキックが甘くなったことを悔やみ、ピッチに大の字になって天を仰いだ。
後半36分にはマジョルカMFサムのシュートに対し、バレネチェアが前に入ってブロック。その際に右腕にも当たった。PKを確認するため主審はオンフィールドレビューを実施したが、体に添えて右腕を折りたたんでいたことでハンドには該当せず、チームは難を逃れた。
そして1点リードを守るためゲームクローズに入った後半40分、久保はベンチに下がった。
Rソシエダードは終盤押し込まれたが、しっかり守備を固めてしのいだ。このまま1-0で終了。今季初勝利となった。
一方で浅野の出番はなく、日本人対決とはならなかった。マジョルカはこれで2分け4敗と今季初勝利が遠い。

