1月の箱根駅伝で5連覇を逃した青学大陸上部が17日、都内で3大駅伝報告会を行い、原晋監督(52)が来季へ奮起を誓った。

昨年10月の出雲駅伝、同11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2度目の3冠に挑戦したが、箱根は総合2位。原監督は「本来ならば3大駅伝(制覇)をかなえさせていただいて、ひっそりと監督業を去っていこうかなと思っていた」。5連覇達成なら監督を引退する意向だったと明かした。

会場はざわついたが、すぐ「まだまだ続けなさいよというような、準優勝というのはそういうメッセージなのかなと思っています。これからも愛される青山学院を作っていきたい」と王座奪還へ意気込んだ。報告会には、箱根駅伝に向けて「ゴーゴー大作戦」で臨んだ同部の労をねぎらおうと、歌手の郷ひろみが特別ゲストとして参加した。