アシィしおり、裸眼でも規格外のポテンシャル見せる

  • 今季初戦の女子400メートルで全体トップの56秒88を記録した北海道栄のアシィ(撮影・浅水友輝)

陸上女子400メートルで昨年国体2位のアシィしおり(北海道栄3年)が規格外のポテンシャルを見せた。

5日、千歳市内で今季初戦となった道央記録会第1戦に出場。「コンタクトを忘れた」と裸眼視力0・03で視界がぼやける中で全体トップの56秒88の好記録をマーク。約9カ月ぶりの実戦に「日本トップレベルの大会だと通用しない。喜んではいられない」と話した。

座骨神経痛で左足が痛み、先月上旬まで約3カ月、本格的な練習を積んでいない。さらにコロナ禍での練習休止中にハンバーガー店のマグドナルド通いにはまり、「親の目を盗んで食べたい限り食べていた」と1度でビッグマック6個を平らげ、半月前まで体重が8キロ増の77キロに増加。堀下航監督(41)からの指示もあり、志願して朝6時半から駅伝部の朝練習に参加。多いときで5キロを走り込み6キロ減でこの日に臨み、「だいぶキレはでるようになった」と笑った。

昨年6位の雪辱を目指した総体は中止になったが「小さいことで落ち込まない」。今は10月の全国高校大会、日本選手権に照準を定める。自己記録54秒85の更新を目指し「日本選手権で3位以内、タイムは53秒の世界に入りたい」と息巻いた。【浅水友輝】