マラソン2度目の一般参加の吉田祐也(23=GMO)が2時間7分5秒をマークし、初優勝を果たした。川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は19位だった。
東京オリンピック(五輪)代表で2年前優勝の服部勇馬(27=トヨタ自動車)は右足ふくらはぎ痛のため欠場した。
◆レース速報
※タイムは速報値
◆フィニッシュ 吉田祐也(GMO)が独走でフィニッシュし、2度目のマラソンで初優勝
◆最終順位◆
(1)吉田祐也(GMO) 2時間7分5秒
(2)大塚祥平(九電工) 2時間7分38秒
(3)寺田夏生(JR東日本) 2時間8分3秒
(4)マイケル・ギザエ(スズキ) 2時間8分17秒
(5)作田直也(JR東日本) 2時間8分21秒
(6)竹ノ内佳樹(NTT西日本) 2時間9分31秒
(7)ポール・クイラ(JR東日本) 2時間9分57秒
(8)吉岡幸輝(中央発條) 2時間10分13秒
◆40キロ 単独トップの吉田が2時間0分15秒で通過。フィニッシュ予想は2時間6分50秒。2位大塚とは42秒差
◆39・4キロ 大塚がペースを上げギザエを突き放す
◆39・2キロ 大塚、ギザエが作田をとらえ2位集団。作田は4位後退
◆37・3キロ 1位吉田祐也(GMO)、2位作田直也(JR東日本)、3位マイケル・ギザエ(スズキ)、4位大塚祥平(九電工)、5位寺田夏生(JR東日本)、6位ポール・クイラ(JR東日本)、7位藤本拓(トヨタ自動車)
◆36・4キロ 先頭の吉田がやや苦しそうな表情を見せる。藤本は7位まで後退
◆35・4キロ 作田が藤本をかわし2位浮上。先頭の吉田とは約40秒差
◆35キロ 単独トップの吉田が1時間44分37秒で通過。フィニッシュ予想は2時間6分7秒。日本記録は大迫傑の2時間5分29秒。
◆33・6キロ 単独トップの吉田と2位藤本の差は20秒
◆32・8キロ 作田直也(JR東日本)が竹ノ内をとらえ3位浮上
◆32・2キロ 先頭の吉田と2位の藤本の差が開き始める。吉田は2時間5分台が狙えるペース
◆折り返し地点 単独トップの吉田が1時間34分25秒で通過。2位藤本とは5秒差。3位竹ノ内とは38秒差。4位集団とは50秒差
◆31キロ キンゴリが突然レースをやめる
◆30・7キロ 再び吉田が先頭に立ちじりじりと差を広げる
◆30・4キロ 藤本がペースを上げて先頭に立つが、吉田、キンゴリもペースを上げ追いつく
◆30キロ 先頭集団が1時間29分31秒で通過。フィニッシュ予想は2時間5分54秒。ペースメーカーが外れ、吉田が先頭に立つ。後ろに藤本とキンゴリが並走して追う
◆27・7キロ 川内は神野をかわし31位集団を形成
◆27・3キロ 竹ノ内が遅れ先頭集団は藤本拓(トヨタ自動車)、吉田祐也(GMO)、サイラス・キンゴリ(ひらまつ病院)の3人
◆26・8キロ 給水に失敗した竹ノ内が先頭集団からやや遅れる。第2集団は作田直也(JR東日本)、大塚祥平(九電工)ら10人。設楽は第2集団からも遅れ始める
◆25キロ 先頭集団が1時間14分32秒で通過。フィニッシュ予想は2時間5分47秒。先頭集団は藤本拓(トヨタ自動車)、吉田祐也(GMO)、竹ノ内佳樹(NTT西日本)、サイラス・キンゴリ(ひらまつ病院)の4人
◆24・3キロ 設楽啓太が先頭集団から遅れる
◆23・4キロ 先頭集団は藤本拓(トヨタ自動車)、吉田祐也(GMO)、竹ノ内佳樹(NTT西日本)、設楽啓太(日立物流)、サイラス・キンゴリ(ひらまつ病院)の5人
◆23・1キロ 監物も先頭集団から遅れ始める
◆22・6キロ 佐藤諒太(警視庁)が先頭集団から遅れる。先頭集団は藤本拓(トヨタ自動車)、吉田祐也(GMO)、竹ノ内佳樹(NTT西日本)、設楽啓太(日立物流)、監物稔浩(NTT西日本)、サイラス・キンゴリ(ひらまつ病院)の6人に
◆中間点 先頭集団が1時間2分54秒で通過。大会史上2番目に速いペース。フィニッシュ予想は2時間5分48秒。第2集団とは25秒差
◆20キロ 先頭集団が59分35秒で通過。神野は第2集団からも遅れ始める
◆18キロ 先頭集団と第2集団の差は20秒
◆16・5キロ 先頭集団は藤本拓(トヨタ自動車)、吉田祐也(GMO)、竹ノ内佳樹(NTT西日本)、設楽啓太(日立物流)、監物稔浩(NTT西日本)、佐藤諒太(警視庁)、サイラス・キンゴリ(ひらまつ病院)の7人。佐藤、キンゴリは初マラソン。吉田は2度目
◆16・2キロ 川内は37位。表情は早くも苦しそう
◆16・1キロ 別府大橋のアップダウンで神野、バトオチルが先頭集団からやや遅れる
◆15キロ 先頭集団が44分46秒で通過。ややペースが上がる。フィニッシュ予想タイムは2時間5分55秒。吉田は福田とともに集団の後方につけている。初マラソンのキンゴリが給水を2度連続失敗
◆14・2キロ 福田が第2集団からやや遅れる
◆12・4キロ 川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は先頭から20秒差。10キロ通過は30分1秒だった
◆10キロ 先頭集団が29分53秒で通過。フィニッシュ予想タイムは2時間6分5秒
◆8・3キロ 作田直也(JR東日本)、福田穣(福岡陸協)、大塚祥平(九電工)は7秒差の第2集団だが、大塚が7・5キロ付近で転倒し集団後方に。岡本直己(中国電力)は第2集団からも遅れ始めている
◆7・2キロ 先頭集団は藤本拓(トヨタ自動車)、吉田祐也(GMO)、神野大地(セルソース)、竹ノ内佳樹(NTT西日本)、セルオド・バトオチル(NTN)、設楽啓太(日立物流)、高井和治(九電工)、監物稔浩(NTT西日本)、佐藤諒太(警視庁)、サイラス・キンゴリ(ひらまつ病院)
◆5キロ 14分56秒で通過。先頭集団は藤本、吉田、設楽、神野、監物、高井ら9人
◆3キロ 集団の先頭が8分58秒で通過
◆1キロ 集団の先頭が2分57秒で通過
◆スタート地点 午後0時10分号砲。無観客の平和台競技場を藤本、川内、吉田らが一斉にスタート。天候は晴れ。気温は14度、湿度51%、北北西の風1・3メートル
<国内招待選手> ※タイムは自己ベスト
【欠場】1.服部 勇馬(27=トヨタ自動車)
▼2時間7分27秒(18年福岡国際1位) 19年MGC2位
2.藤本 拓 (31=トヨタ自動車)
▼2時間7分57秒(18年シカゴ8位) 19年福岡国際2位
【欠場】3.髙久 龍(27=ヤクルト)
▼2時間6分45秒(20年東京8位) 19年ハンブルク7位、19年東京9位
4.川内 優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)
▼2時間8分14秒(13年ソウル国際4位) 19年バンクーバー1位
5.岡本 直己(36=中国電力)
▼2時間8分37秒(20年東京20位) 19年MGC10位
6.作田 直也(25=JR東日本)
▼2時間8分59秒(20年びわこ毎日4位) 19年長野3位
7.福田 穣 (29=NNランニングチーム)
▼2時間9分52秒(18年ゴールドコースト3位) 20年別府大分毎日15位
8.大塚 祥平(26=九電工)
▼2時間10分12秒(18年別府大分毎日3位) 19年MGC4位