同大22人で全国切符、事故&渋滞で延着乗り越え

  • 京産大に勝利し笑顔を見せながら客席にあいさつする同大フィフティーン(撮影・上田博志)

<関西大学ラグビー:同大49-19京産大>◇B組(昨季偶数順位)最終節◇21日◇滋賀・布引グリーンスタジアム

同大が、22人で全国選手権出場を決めた。

この日、選手は京田辺市から全員同じバスに乗り会場に向かうはずだった。しかし、フランカー梁本旺義(2年)は、自家用車で会場に来ねばならず、京滋バイパスで起きた玉突き事故による渋滞に巻き込まれた。結果、梁本は試合開始に間に合わず、22人で京産大戦に臨んだ。選手を乗せたバスも同事故渋滞により、午前11時半には会場に到着する予定だったが、午後0時半の到着となった。

このハプニングに対し、フランカー中尾泰星主将(4年)は、「マイナスにとらえず、切り替えてアップに臨んだ。最後バテバテでしんどかったけど、戦い切れたのはチームの成長にはつながった」と前向きに試合に臨んだと明かした。

不在だった梁本の代わりに背番号20のまま、7番フランカーとして出場した木原音弥(3年)は、後半5分にトライを決め、チームの勝利に貢献した。

4季ぶりに宿敵を破った。京産大を49-19で下し「負け続けて悔しい思いをしてきたので何としても勝ちたかった。率直にうれしい」と笑顔を見せた中尾主将。29日に行われる、A組1位とのリーグ優勝校決定戦について「日本一を掲げてやっているので倒さないといけない。やってきたことを信じて、勝ちに行きたい」。日本一に向けて、ここはまだ通過点だ。【佐藤あすみ】