ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズが9日、アウェーで横浜と対する。

チームは前節で埼玉に逆転負けし、順位を1つ下げて12チーム中9位。5位を相手に白星を狙う。7日には登録メンバーが発表され、磐田市内で練習を公開。前節の敗因の1つにもなった強みの守備を出せなかったことについて藤井雄一郎監督(54)は「(練習で)てこ入れしてかなり良くなっている」と手応えを示し、次戦は20失点以内に抑える目標を掲げた。

2022年4月にデビューしたフランカーのジョーンズ・リチャード剛(24)が今季初先発する。今季5戦に控えで名を連ね、前節では後半4分に出場。4分後にスクラムから出て回ってきた球を中央右に飛び込んで今季初トライを挙げた。強気のタックルで指揮官から期待される24歳は、先発に選ばれ「初っぱなからギアを上げていきたい」と、まずは鍵の守備に力を入れるつもり。好機があれば見逃さず、「攻撃でも貢献したい」と力を込めた。

2戦前から控え入りしているWTB槙瑛人(23)も今季初先発となる。槙も強みのアタックで「期待されるところ。しっかりやりたい」と鼻息は荒く、「14番に定着できるようアピールしていきたい」と続けた。他に2月加入のアーリーエントリーでロックのヴェティ・トゥポウ(23)が、終盤でトライを挙げた第7節以来の控え入り。インパクトメンバーとして、再度の活躍が期待される。上位への巻き返しをはかるため、連敗を「2」で止めたい。【倉橋徹也】

○…チームにこのほど、神奈川出身でニュージーランド仕込みのSH加藤大冴(18=ウエストレークボーイズ高出)が新加入した。家族の都合により9歳で海を渡り、その後ラグビーを始めた。タックルを武器としたテンポの速いプレーを強みとする。高3時には同国の大会で準優勝を経験。チームの大先輩・矢富勇毅(39)を目標とし、パススピードの速さに憧れている。プロになることを志し、チームのトライアウトを受けて夢をかなえた。公式戦デビューはまだ先になりそうだが、加藤は「大きな相手の足元に気合で飛び込み、一瞬で倒したい」と意気込みを話した。