1月からラグビー日本代表を率いるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)がこのほど、理想とするSH像を語った。
WOWOWの新コンテンツ「エディータイムズ2024」にW杯2大会連続出場のSH流大(31=東京サントリーサンゴリアス)が登場。ジョーンズHCは流との対談で、攻撃の起点となり、試合全体をコントロールする役割を担うSHについて意見を交わした。
まずは23年W杯フランス大会限りで代表引退した流に対し「ハーフバックはチームを引っ張る存在であり、強豪チームには常に強力なリーダーがいます。流はまさにそんな存在です」と評価。SHの役割に関しては「特に注目すべきは、その選手がいかにボールを動かす能力があるか、ラック時にどのように攻撃に転じるか、という点です。一瞬の隙を完全なブレイクに切り替える能力ですね。実に重要な役割を担っています」と考えを示した。
「世界一のSH」の話題では、それぞれが名を挙げた。
ジョーンズHC「昨年のW杯を見るとアーロン・スミス(15、19、23年W杯ニュージーランド代表、現トヨタヴェルブリッツ)ですね。現在35歳ですが、まだスピードもあってパスも正確で、チャンスを仕留めにいきます。そしてディフェンスでも他の選手との大きな違いを見せています。特にラックではディフェンスをうまくまとめていますね」
流「もちろん僕もアーロン・スミス選手は素晴らしいトッププレーヤーと思っていますが、ここ最近ではアイルランドのジェイミソン・ギブソンパーク選手を挙げたいです。彼がゲームに与える影響はすごく大きいですし、SOジョナサン・セクストン選手が現役を引退した今、彼と次なる10番(SO)の選手がどのようにして新しいアイルランドを作っていくのか、というところを楽しみにしています」
対談後、流は「現役中に生かせることもたくさんありますし、それと同時に、僕はコーチングを勉強していきたいと考えていますので、指導経験が豊富なエディーさんとの対談はすごく貴重な機会になりました」と学びを振り返った。


