小穴桃里(30)青木豪(25)組が、松村千秋(32=中部電力)谷田康真(31)組に1次リーグから通算3勝1敗とし、来年2月に行われるミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)最終予選(12月、カナダ)代表権を獲得した。3戦先勝方式の代表争いを制した。

第1エンド(E)は有利な後攻スタートも、青木のラストショットでナンバーワンを獲得できず。2点スチールで先制を許した。

第2Eではハウス(円)に石が集まり、計測の結果ナンバースリーを確保。3点獲得のビッグエンドで逆転し、前半戦を4-3で折り返した。

4-4で迎えた後攻の第6Eでパワープレー(最初の石を複数得点しやすい配置でスタート)を選択し、堅実に2得点。6-6で迎えた最終の第8Eで1点を獲得して、勝利を収めた。

小穴「素直にうれしいです。1投ずつ決めていった結果、集中できた結果。最初、スチールで入ってしまったり、決して流れが良かったわけではなかったんですけど、しっかり1投ずつ確認しながらできた。稚内の去年の負けから、たくさん課題をもらって取り組んできたシーズン。アジア大会をへて、苦手を自力で克服してきました。いつやっても、しんどい試合で、楽しい試合…。こんなに勝ってうれしいのは…(涙)。みんなの分まで頑張ってきます」

青木「ワンステップ、越えました。しんどい試合が多くて、でも自分たちを信じてやってきて良かった。今大会はかなり調子が良かったですし、スイープも体力が持ちました。自信を持って戦えました」

前日27日の決勝第1戦では松村、谷田組に逆転負けし、今大会5戦目にして初黒星を喫していたが、小穴は「しっかり1投ずつ投げていけたら」と気持ちを切り替えていた。

メガネがトレードマークのペア。12月に五輪切符ゲットに挑戦する。小穴は「素晴らし戦いという強烈なエールをもらえたので、自分たちの力を100%発揮して、五輪切符をつかんできたいと思います」。青木も「これで五輪への道が続くので、ここから準備…決定戦と最終予選は準備が違うと思うし、これから海外も回る先に五輪があると思っているので、しっかり準備したい」と先を見据えていた。【保坂果那】