“りくりゅう”こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が、ペア日本勢初の表彰台で金メダルに輝いた。
世界歴代最高のフリー158・13点を記録し、合計231・24点。リフトにミスが出て5位だったショートプログラム(SP)から大逆転で頂点に立った。
その後の記者会見での中国人記者とのやりとりがSNS上で反響を呼んでいる。
記者はりくりゅうの2人に対し「おめでとうございます」とまず日本語で祝福。そして前回王者(今大会は5位)で三浦が自分の“アイドル”だという隋文静、韓聡組(中国)の「スイハン」から受けた影響や最近の交流について質問した。
三浦は満面の笑みを浮かべて「私が一方的に大好きな選手で、プログラムも好きですし、表現も好きですし、エレメントもすごい好きで、少しでも近づきたいなと思ってやってきています」と説明。
木原も「今回、一緒のグループで滑ることができたことは僕たちにとってすごい宝物です」。
このやりとりについてXには中国語でも「実際、政治的な要因を抜きにすれば、すべての中国人も日本人も仲良くやっていける」「中国人と日本人が敵対する理由は一切ない」「私は世界中の人々が、こんな風に悪意のない交流ができるようになることを願っています」などと好意的なコメントも多く書き込まれていた。
◆三浦璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日、兵庫・宝塚市生まれ。5歳でスケートを始め、15年にシングルからペア転向。市橋翔哉と世界ジュニア選手権にも出場。19年から木原とペア結成。趣味はアニメ鑑賞。大阪・向陽台高から中京大。146センチ。
◆木原龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日、愛知・東海市生まれ。4歳で競技を始め、20歳でペア転向。高橋成美と14年ソチ五輪で18位、須崎海羽と18年平昌五輪で21位。五輪はミラノが4度目の出場。趣味は野球。中京大中京高を経て中京大。174センチ。

