前回大会銅メダリストの辻沙絵(日体大教)は58秒98で5位だった。残り100メートルで5番手。最後まで全力で追いすがったが、メダルには1秒以上届かなかった。一昨年の世界選手権で7位と惨敗。そのどん底から復調して、4月の大会では世界選手権2位に相当する好タイムで自身の日本記録を更新した。「メダルには及びませんでしたが、自分の持てる力を120%出せたと思う」と悔いはなかった。