【箱根駅伝story〈13〉順天堂大】“2人のキャプテン”三浦龍司と藤原優希の言葉

“2人のキャプテン”がそれぞれの成長の跡を示すべく、最後の箱根駅伝に挑みます。

順天堂大(順大)は12月13日、第100回箱根駅伝へ向けた取材会を開催。2人体制で主将を務める三浦龍司(4年)と藤原優希(4年)は、互いに補い合いながら、チームを高め合ってきました。個人としての目標、チームメートへの関わり方、駅伝シーズンで本来の力を出し切れていない吉岡大翔(1年)への声かけなどを明かしました。

今季は10月の出雲が10位、11月の全日本が11位と苦戦していますが、1月の箱根路では「総合5位」を目指します。2人の取材会での言葉を、ノーカットでお届けします。

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三浦龍司主将(4年)の言葉

三浦龍司(みうら・りゅうじ) 2002年(平14)2月11日、島根県出身。浜田東中から京都・洛南高を経て、20年4月に順大へ進学。21年東京五輪3000メートル障害7位入賞。22年から2年連続で世界選手権代表入りし、23年ブダペスト大会で6位入賞。箱根駅伝では1年時から1区10位、2区11位、2区12位。1万メートルの自己ベストは28分32秒28。

箱根駅伝へ向けた取材会に出席した順大・藤原(左)と三浦(撮影・藤塚大輔)

箱根駅伝へ向けた取材会に出席した順大・藤原(左)と三浦(撮影・藤塚大輔)

――最後の箱根駅伝となります。今の心境はいかがですか

三浦 いよいよだなと思います。4年間、個人的には長かったなと思います。この1年の結晶となります。チームとして良い締めくくりができるようにやっていきたいです。

――3000メートル障害で活躍する中、駅伝にも取り組んできて感じているものは何ですか

三浦 駅伝の結果やシード権は先輩方がつないできてくれたもので、そういう結晶が多いスポーツだなと思います。それを今度は自分たちが託していく番だと思います。これから活躍するであろう選手を整えるための環境、結果を求めて、走っていきたいです。

――今大会の目標は何ですか

三浦 全日本から修正して、目標を5位に再度設定しました。個人的には最後の箱根になるので、自分が納得できるような走りをしていきたいです。

――トラックシーズンでつかんだものや駅伝で生かせることは何ですか

三浦 トラックシーズンでは毎年のように、自分自身は成長していると感じています。目標も明確になっています。向上心やモチベーションは高い状態で臨めているところかなと思います。それを駅伝でもというのは難しさもありますが、毎年やってきていて、最後の特別な思いもあります。100回大会という記念の大会でもあるので、これまでの3年間とは違った意味合いがあるのかなと思います。

――箱根駅伝に限れば、これまで1年時から1区区間10位、2区区間11位、2区区間12位という結果でした。今季は全日本大学駅伝で2区区間8位となっています。これらの結果をどう受け止めていますか。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。