4日目のDMRで特別選手紹介を担当した。小倉競輪場は場内にステージがあり、ファンとの距離が近いので選手は冗舌になる。佐藤慎太郎はいつもの「限界? 気のせいだよ」と言って締めるところを、私相手だとすかそうとして「一生懸命頑張ります」で終わった。その間が絶妙で、笑いが起きた。ぜひ、本場で味わっていただきたい。

ヤマコウは復調している松浦悠士が準決も突破するとみた
ヤマコウは復調している松浦悠士が準決も突破するとみた

準決11Rを走る松浦悠士は徐々に復調している。1予<1>5Rは自力で動くが中野慎詞をまくれず3着。しかし、ゴール直前で松井宏佑に頭を引っかけて最後のひと伸びで3着になった。競りの基本は、体をぶつけ合うのではなく、頭で引っかけて相手を遅らせること。当たり合いを制することがヨコの動きではない。

1予<2>10Rは取鳥雄吾の番手で1着。ただの番手差しに見えるが、松浦のテクニックを存分に感じた一戦だった。4角から的確に取鳥をとらえ、なおかつ後ろの久保田泰弘のコースも作る。取鳥からの信頼感と、レースに余裕を感じた。そしてDMR。北日本勢をまくりにいきつつ、慎太郎を決めたテクニックはさすがだった。

準決11Rは、太田海也が新山響平ラインの後ろからレースを進めることができる。松浦の的確なテクニックはメンバー随一だ。(日刊スポーツ評論家)

※ヤマコウコラムは次男の山口拳矢が5Rに出走しているため、予想はありません。