調子を上げた五日市誠が大暴れする。表情も精悍(せいかん)になって直前の京王閣では2勝した。

 「7月下旬に練習を増やして体重が5、6キロ減った。いい感覚で走れている」と胸を張った。A級陥落もしたが、地元八戸で坂本貴史や新山響平らに刺激され、持ち前の切れがようやく戻った。特選11Rは嶋津拓弥の番手が競り。「流れが来ていて大事にしたい。先行はないが、総力戦で」と意気込んでいる。