猪俣康一(43=愛知)が“隠れ地元”での健闘を誓った。モトクロスのトップ選手だったことは有名だが、その関係で、京王閣近くに拠点があるモトクロスのチームと縁が深かった。

今でも当地でレースがある時は顔を出す間柄。「ここに来ると落ち着きますね」と笑う。そもそも、本来は東京所属選手(ホームバンクは松戸)としてデビューするはずだったが、師匠の小林正治の引退で愛知に移籍した経緯がある。予選9Rを前に「最近は成績がいまひとつだけど、調子自体は問題ない。応援に来てくれるかもしれないし、頑張ります」と力が入っていた。