121期を早期卒業した中野慎詞(22=岩手)がデビュー戦となった予選・5Rを快勝した。

自らスタートを取り、別線が赤板手前で押さえてきたが、これを突っ張りそのまま先行。ラインの3人を連れて楽々と逃げ切った。中野は「オッズを見る余裕はなかったし、とにかく緊張しました。ファンの声援は競技以上にすごくてありがたかったです。レース内容には満足しています。突っ張りはあまり得意ではないし、今後の課題はもっと楽に主導権を取れるようになることです。このままS級特昇に向けて突っ走りたいです」と話した。上がりタイムは9秒8。2車単(3)(5)は170円、3連単(3)(5)(1)は220円でともに1番人気。