最終回は初日ドリーム戦を展望する。ポールポジション1枠に座るのは、大会初出場の白井英治(45=山口)。そのスタート力、ターンスピードで快勝発進を狙う。前本泰和、地元エース今垣光太郎と強力メンバーが白井を追う。

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マスターズチャンピオンは出場資格年齢に達することで出場できる大会。そして初出場組が大活躍する。昨年も原田幸哉が初出場で制したことは、記憶に新しい。白井は今年の初出場組の1人、しかもドリーム戦1枠から発進する。

白井の利は1枠だけではない。江口晃生、浜野谷憲吾の3、4枠に控える関東両者がフライング2本のハンディを抱える。江口は普段と変わらず前付けするだろうが、前本もいて、それほど深い進入にはならないだろう。白井は、けっこうマイペースのスタートを切れるのではないか。そうなれば持ち前のスタート力で、イン先マイだ。

白井にとって強敵は前本だろう。メンバー6人中唯一、Fがない。切れ味鋭いターン力も健在。他は江口、浜野谷の評価はどうしても下がるものの、地元今垣の動向、三国を得意とする赤岩善生も気になる。とにかくスタート展示の進入争いから見どころ十分だ。

ドリーム組以外でシリーズを展望すると、三国と好相性の松井繁が、近況の記念戦線でも往年の走りで活躍しており注目。連覇を狙う原田、昨年のMVP瓜生正義も力を見せてくれる。【中川純】(おわり)