12Rで優勝戦が行われ、上條暢嵩(31=大阪)が2コースから差して、地元G1初制覇を飾った。1枠で人気を集めた桐生順平は、インからの先マイが流れて2着。3着はゴール寸前で池田浩二が大池佑来を逆転した。
「めちゃくちゃ、うれしい。感極まった。泣いてしまいました」。ヒーローは赤い目で喜んだ。
打倒・桐生へ、一策を練った。出足、ターン回り型だった31号機を優勝戦だけ、伸び型にシフト。「まくろうと思っていました」。スタート展示から重圧を与え、本番も桐生の焦りを誘った。1Mで落として回る余裕を与えず、ターンミスしたところを鮮やかに差し切った。
「住之江の記念を勝てたことがうれしい」。過去3度のG1制覇は全て下関。それでも、泣くことはなかった。この大会に懸けた思いと冷静な戦略が、最後に実を結んだ。【東和弘】





















