J1レベルの相手攻撃陣を止めることができなかった。

J2新潟は26日、アウェーで横浜FCに0-2で敗れ、首位陥落。日本代表経験もある2トップに計7本のシュートを打たれた。今季J2の得点ランキング首位を独走するFW小川航基に先制点を許し、J1通算104ゴールを誇るベテランFW渡辺千真に追加点を奪われた。

松橋監督は試合前に「相手は個人のところで違いを見せることができる選手が多いので、そこをしっかり抑えて上回りたい」と話していたが、チームとして失点を防ぐことができなかった。その2つのゴールをアシストしたのが王者川崎Fから今季移籍したMF長谷川竜也。J1経験豊富な選手たちに個の能力を見せつけられた。

それでも最後まで攻めの姿勢を貫き、シュート数は相手の9本を上回る13本。CK数も7対3と相手の倍以上を数えた。「押し込むことはできたけど、こじ開けることができなかった」と指揮官。無得点での複数失点は今季初の屈辱となったが、対横浜FCの2戦合計のスコアは3-2とリード。攻守の切り替え同様、気持ちを切り替えて次節7月2日のアウェー群馬戦に臨みたい。【石川秀和】

横浜FC-新潟戦スコア>>