<高校サッカー:山梨学院大付2-0矢板中央>◇準決勝◇9日◇国立

 矢板中央(栃木)は得意の「ギョーザプレス」で終始主導権を握ったが、ゴールの女神に嫌われた。1点を追う後半10分には、左CKに主将DF須藤(3年)がうまく頭であわせたが、シュートはゴール右角をかすめて外れた。同29分にもFW堀越(2年)のヘディングシュートが、クロスバーを直撃。堀越は「頭で合わせた瞬間は、入ったと思った。1失点目の場面でマークを外してしまっていたので、何とか取り返したいと思っていたのですが…。決めたかったです」と肩を落とした。