日本(FIFAランク40位)が、来年のW杯ロシア大会に出場しないハイチ(同48位)とやっとのことで引き分けた。チーム結成したばかりで3日前に来日し、2日間練習しただけの急造軍団にリードされあわや黒星の危機。終了間際に途中出場のMF香川真司(28=ドルトムント)のゴールで3-3として最悪の事態は逃れた。

 MF香川はハリルホジッチ監督との距離を縮める必要性があると指摘した。「監督を信じてやるのは当たり前だけど、選手自身が感じたことは徹底して話していかないといけない。なあなあにしてはダメ。痛い目に遭う」と険しい表情だった。後半終了間際の同点弾は、今回不在のFW本田、岡崎と並び最多となるハリル体制9点目。代表通算出場はカズと並ぶ89試合となったが喜んではいなかった。