スペイン2部クルトゥラル・レオネサMF井手口陽介(21)は18日、国際親善試合ガーナ戦(30日・日産ス)の日本代表メンバー27人に入ったことを受けて「正直うれしいですし、ここからが勝負だと思う」とW杯へ向けて意気込みを語った。

 所属クラブでは2月18日Rバリェカノ戦から公式戦に出場していないこともあり「本当にここで苦しかったので、苦しかったというか、むかつくこともいっぱいあったし、こういう苦しい時期があったので、代表に選ばれたからには練習から100%でやって、なおかつ楽しめたら一番いいかなと思います」と、W杯へ向けて気持ちを切り替えた。

 1月の移籍以降、5試合の出場にとどまり、先発はわずか1試合と試合をこなせていないが「フィジカル面は問題ない。試合勘はちょっと不安ですけど、大丈夫だと思う。しっかりとコンディションを整えてきたつもりなので」と話した。

 20日のタラゴナ戦の翌日に日本へ帰るという。「これからメンバー外もタラゴナに行くので、帰りにマドリードまで(チームと)一緒に帰って、そこから僕だけ(日本へ)。日曜日(21日)の飛行機で」とコメント。2部リーグ最終節は6月3日だが、シーズン途中でチームから離脱することを明かした。