日本サッカー協会(JFA)は1日、今年初の代表活動となる5日からのオランダ遠征のメンバーを発表した。

新型コロナウイルスの影響により国内組の招集は見送られ、史上初となるオール海外組でのメンバー編成となった。FW大迫やMF久保、南野、柴崎、DF長友、吉田らが順当に選出された。

招集人数は25人。森保監督は「当初はもう少し多い人数を考えていた。オランダに入国するにあたっての制限、招集するにあたっていろんな条件を考えた時にこの人数になった」と説明した。MF橋本(ロストフ)のロシア、FW浅野(パルチザン)のセルビアなどは、オランダへの入国が難しいことなどから、招集がかなわなかった。

国内組を招集しなかった理由については「現在国内ではJリーグのシーズンのまっただ中ということと、オランダから帰国後に自主待機の期間があるのを考えると、招集は難しいかなということで配慮させていただいた」と、Jリーグへの影響を考慮したことを明かした。

また「A代表の活動は1年近くできていなかった。まずは基本的なコンセプトの確認、意思統一をやっていければと思う。経験の浅い選手も招集させてもらっている中で、これまでやってきた経験が豊富な選手と浅い若い選手との融合をはかりながら、このレベルアップをしていく、チームの強化をしていくことを考えて活動していきたい」と、合宿のテーマを述べた。