日本サッカー協会(JFA)は4日、アジア最終予選の8日中国戦(現地時間7日、ドーハ)に臨む日本代表にフランス2部トゥールーズのFWオナイウ阿道(25)を追加招集したと発表した。この日、MF南野拓実(26)が左太ももの違和感で途中離脱が発表され、その代役として白羽の矢が立った。

ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれたオナイウは、代表初先発となった6月15日のW杯2次予選キルギス戦(パナスタ)で衝撃のハットトリック。わずか6分間で3得点をマークしてみせた。その時もFW大迫の故障で追加招集されていた。

今季はJ1横浜で12得点を挙げ、今夏にフランス2部トゥールーズに完全移籍。8月21日のディジョン戦で待望の移籍後初ゴールを奪い、新天地でも存在感を示していた。再び日の丸を背負い、輝きを放つ。