日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)は14日、技術委員会後に取材に応じ、24年パリ五輪世代の代表監督について「年内には決めたいところ」と明かした。パリ五輪世代も多く集まって活動した今月上旬のU-22日本代表候補合宿では、J2東京Vで監督経験のある冨樫剛一氏が暫定で監督を務めている。反町技術委員長は「Jリーグの日程との兼ね合いなどもある」と理由を語った。今夏の東京五輪では森保監督がA代表と兼任してベスト4だったが、兼任の形を再びとるかどうかは未定。パリ五輪には、日本代表の常連となっているマジョルカMF久保建英も当てはまる。

また、反町技術委員長はW杯アジア最終予選で2勝2敗の4位と出遅れた日本代表について「結果は当然重視しなければいけない」としつつも、「森保監督も選手と向き合いながらやっている姿は評価しなければならない」と現体制を維持する考えを語った。