日本代表は明日24日、W杯アジア最終予選のアウェー・オーストラリア戦(シドニー、日本時間午後6時10分開始)に臨む。勝てば7大会連続のW杯が決まる大一番に向け、森保一監督(53)が公式会見に出席。「タフで厳しい戦いになると思うが、目標に向けて、いい準備ができている」と力強く語った。

今回の活動では、全員がそろっての練習は前日の1回のみ。22日の夜に現地入りした選手もいる。それでも森保監督は言い訳にせず「選手には少しでもコンディションを上げてもらい、これまでどおり戦い方の絵を合わせること」と語った。

敗戦スタートで苦しい最終予選も、5連勝で一気にB組2位まで巻き返した。W杯へ王手がかかるが、負ければ自力出場がなくなる。絶対に負けられない戦いであることは3位のオーストラリアも同じ。「非常に激しいプレッシャーをかけてくると予想している。やるべきことをしっかりとやる、プラス、相手がどう出てきても対応や修正をもってかしこくアグレッシブに戦う必要がある」。決戦を前に、引き締まった表情を最後まで緩めなかった。