日本サッカー協会(JFA)は15日、都内で、FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会(6月11日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。

GK3人、DF9人、MF/FW14人を順に読み上げた森保一監督(57)は「今回のW杯に向けて招集させてもらった選手がベストな選手だと思っている。総合力で、チームで勝っていくところを、このW杯でも結果を持って皆さんに見ていただければ」と、2大会連続で指揮を執る大舞台での躍進に向けた決意を語った。

「全てのポジションについて最後まで悩んだ。どこのポジションにアクシデントがあったらどう対応する、チームとして回していくかを含めて、全ての選手がかけた時にどうなるかを考え続けてきた」という指揮官の意思決定に、特に影響を及ぼしたのはMF三笘薫の離脱だった。「三笘が直近の試合でけがをして、メンバーに選べないという状況になって、そこで選手をどうするかというところが一番最後に考えたところ」と明かし、9日のウルバーハンプトン戦で左もも裏付近を痛めたことが、最終局面までの検討ポイントになったとした。

三笘やMF南野拓実、DF町田浩樹といった選手が間に合わないと判断した一方で、森保ジャパンで主将を務めてきたMF遠藤航は3大会連続メンバー入りを果たした。

2月に左足を負傷して手術を受けた遠藤は、リハビリが続いている状況での選出となったが「コンディションとしては個人で上げられる部分で、かつ試合で必要なデータから、試合に出られるだけのコンディションを上げていけるというところまで来ている」と評価。プレミアリーグでの終盤戦や、31日アイスランド戦でプレーできる見込みであることに加え「主将として常にチームを鼓舞し、支え続けてくれているチームの中心的な存在。精神的にもチームを支えてくれるということで期待している」とリーダーシップの必要性も考慮して選出した。

またMF鎌田大地、MF田中碧MF佐野海舟と負傷からの復帰を目指しているMF遠藤航を含めた4人となったボランチについては、MF藤田譲瑠チマやMF守田英正が選外となった。この点について指揮官は「板倉滉はアヤックスで直近の試合でボランチで出ている。瀬古歩夢もセンターバックをやりながら少し前は6番のポジションでプレーすることも多かったし、そういった意味ではしっかりカバーも考えて、ただポジションを当てはめるだけでなく、チーム力を維持できる、上げていけるだけの選手はそろっているかなと思う」と説明。複数ポジションをこなせる選手の強みを生かし、全体のバランスを取る形となった。