頼れる主将が帰ってきた。J2札幌のMF宮沢裕樹(27)が18日、札幌・宮の沢での全体練習に復帰した。左ハムストリング肉離れで6月24日の練習中に負傷離脱していたが、24日ぶりの合流となった。

 最後のミニゲームは参加しなかったが「思ったより早く戻って来られた。できるだけ早く、もとの状態に戻したい。後半戦も気合を入れて頑張りたい」と意気込んだ。19日から全メニューを消化する。

 現在首位も、20日には勝ち点47で並ぶ2位松本との首位攻防戦が控える。今季、新主将に就任した背番号10は、22試合中15試合に出場。負傷直前の6月19日北九州戦では、今季初得点を挙げ1-0勝利に導くなど、攻守のキーマンだ。四方田修平監督(43)は「ここからどれだけ体がフィットできるか」と、19日以降の動きを見て、起用のタイミングを計る意向を示した。