J1年間勝ち点3位の鹿島は7日、茨城・鹿嶋市内のグラウンドで、天皇杯4回戦神戸戦(12日、ノエスタ)、チャンピオンシップ(CS)準決勝川崎F戦(23日、等々力)に向けて、3日ぶりに練習を再開した。

 約2時間、パス練習や、紅白戦などで攻守の連係を確認。7年ぶりの4連敗でリーグ戦を終え、チームに結果がともなっていないが、DF昌子源(23)は「正直、チームは暗い雰囲気。これをどう切り抜けるかが、サッカーキャリアにとって大事なこと。試練と思うしかない」と前を向いた。守備陣は4戦連続失点中で主力としての責任も痛感。「5連敗を止めるという意味でも、いろいろな要素が詰まった試合。4連敗でも重みがあるのに、5連敗したら、もっと違うと思う。内容とかが悪くても、勝つということが、すごい大事な試合」と話した。

 また、先月下旬から2試合をケガで離脱しているMF柴崎岳(24)も、CSでの復帰を目指し、ランニングを再開した。