京都の元日本代表MF山瀬功治(35)が30日夜、ブログを更新し、京都との契約が満了し、退団すると発表した。クラブからは昨夜、契約満了を伝えられ、この日、詳細を聞きに行ったところ、チームの編成を考慮した際に構想外となったこと、自身のプレーへの評価をもって戦力外となったことを説明されたと明らかにした。

 「昨晩チームから連絡があり、来シーズンの契約を更新しない事を伝えられましたので、非常に残念ではありますが今シーズン限りでチームを去る事となりました。本日、チーム側に詳しい話を聞きに行きましたが、来シーズンのチーム編成を考える中で、様々な観点からチームの事を考えた所、構想外になったという点。また、今シーズンの僕自身のプレーに対するチーム側からの評価の部分においても戦力外になったという事を聞かせて貰いました」

 山瀬は、その上で「もちろん一選手として思う事は色々とありますが、これがプロの世界だと思いますし、チームからくだされた判断をプロサッカー選手としてしっかり受け止めるしかないと思っています」(原文のまま)とつづった。

 山瀬は札幌市出身で、北海高時代の99年に当時J2だった札幌の強化指定選手となり、翌00年に入団。J1に昇格した01年にレギュラーとなり、03年に浦和に移籍。04年にアテネ五輪代表から落選も、翌05年に札幌時代の恩師・岡田武史監督率いる横浜に移籍し、06年に日本代表に初選出された。10年に横浜を戦力外となり川崎Fに移籍し、13年に京都に完全移籍していた。