Jリーグインターナショナルシリーズの「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」開催の会見が15日、東京・文京区のJFAハウスで開かれた。

 7月15日に昨季ルヴァン杯覇者の浦和レッズが、ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントと埼玉スタジアムで対戦し、同22日には昨季Jリーグ王者・鹿島アントラーズが、スペインリーグの強豪セビリアFCとカシマスタジアムで戦う。

 村井満チェアマン(57)は「Jリーグのクラブが海外強豪クラブと、レベルの高い試合をすることは日本代表の強化にもつながる。多くのファンに世界との戦いを見ていただきたい」と話した。明治安田生命の根岸秋男社長(62)は「海外クラブとの真剣勝負をJリーグに還元してもらいたい」と期待した。

 会見には浦和と鹿島のOBが出席。浦和OBの鈴木啓太氏(35)は「ドルトムントのホームには常に8万人のサポーターが入る。世界屈指のハイプレス、カウンターのチーム。レッズのみんなには勝負にこだわって勝ってもらいたい。予想スコアは4-3の勝利」と話した。また鹿島OBの岩政大樹(35)は「大岩監督は選手時代からヨーロッパのサッカーを語るのが好きだった。セビリアのサッカーはよく知ってると思う。予想スコアは2-3。鹿島の負けを予想したが、世界相手にやられて勉強になる部分もある。若手のレベルアップに期待」と話した。

 浦和-ドルトムント戦(午後7時10分キックオフ)はフジテレビ系列で全国生中継、さらにDAZN(ダ・ゾーン)で、同日午後9時10分以降配信する。鹿島-セビリア戦(午後6時キックオフ)はDAZNでライブ配信する。