大宮アルディージャのGK加藤順大(32)が10日、さいたま新都心の埼玉県立小児医療センターを訪問した。

 同施設は、さいたま市岩槻区から移転し、昨年12月にさいたま新都心に新設された。クラブビジョンである「未来を、ともに。」に基づき、選手がホームタウンの医療施設を訪れ、入院している子どもたちへ目標や、夢を持ってもらう活動として実現した。

 加藤は、乳児から青年期まで、3つの病棟の約90人の子どもたちと、絵本を読んだりゲームをするなど交流した。3児の父親でもある加藤は「子供たちの笑顔が見られて良かったですし、もっともっと笑顔になってもらえるように、僕たちもピッチで頑張らないといけないと思いました。僕自身も子どもたちから元気をもらいましたし、とてもいい経験になりました。今後も、プロサッカー選手として少しでも社会に貢献できたらと思います」と話した。