J1首位のセレッソ大阪が、スペイン1部の強豪セビリアに完敗で今季ホーム初黒星を喫した。セビリアのFWウィサム・ベンイエデル(26)が先制弾、PKを決めて2得点。C大阪は後半35分に途中出場のMF福満隆貴(25)が反撃ゴールも後半ロスタイムに追加点を決められた。

 C大阪は今季、公式戦ではホームで11勝3分け(リーグ7勝3分け、ルヴァン杯3勝、天皇杯1勝)と抜群の強さを誇ってきたが、その得意舞台をセビリアに支配された。「強い相手にどれだけできるか楽しみ」と話していた尹晶煥監督(44)だが、力の差を痛感させられる結果に終わった。苦い経験を糧に22日の浦和戦に向かう。