清水エスパルスはアウェーで引き分けに持ち込み、勝ち点1を手にした。

 1点を追う前半24分、MF枝村匠馬(30)の右CKからリーグ2戦連続で先発したFW長谷川悠(30)がヘディングで決め、同点に追いついた。長谷川は昨季7月の加入後、初得点をマーク。J1での得点は、大宮時代以来約3年ぶりで「自分の中でも、久々でうれしい。これからもしっかり決めていきたい」と振り返った。

 後半25分には、DF松原后(20)が左サイドをドリブルで突破し、最後はFW鄭大世(33)が左足で決めて再び同点。直近のリーグ3試合で無得点に終わっており「自分の流れではない」と悔しがっていたが、ようやく今季8点目をマーク。「(松原)后が冷静にいいボールを出してくれた。次はホームで取りたい」と話した。