J1ベガルタ仙台の新外国人DFヴィニシウス(22)が7日、3日に加入してから初めて全体練習にフル参加した。

 ミニゲームに参加し、戦術確認に努めた。「自分のフィジカルの面で言えば、まだ早い段階だが、良くなっていると感じた。70~80%のじゃないかと思います」と、自らのコンディションを説明した。

 この日の居残り練習では、球際の強さを披露した。ボール回しで、MF茂木駿佑(20)にスライディングタックル。茂木は「ブラジル人らしいなと思いました。激しく来ますね」と驚いた。当人は「試合のプレーとかで、効果的になるようにしなきゃいけないと思う」と実戦を見据えた。

 最短デビューは13日のホーム広島戦の見通しだ。最終的な判断は監督とフィジカルコーチに任せるとした上で、「できるだけ早く、ピッチにいい状態で立てるようにしたい」と語った。