ジュビロ磐田が今季9度目の無失点を記録し、敵地で勝ち点1を獲得した。

 5日の前節ホームのサンフレッチェ広島戦では今季最多3失点を喫したが、この日はDF大井健太郎(33)を中心に堅守を披露。ベガルタ仙台のエースFWクリスラン(25)に自由を与えず、決定機をほとんどつくらせなかった。

 一方で、仙台の6本を大きく上回るシュート15本を放ちながら、8戦ぶりの無得点で引き分け。大井は「広島戦の負けを反省できたことは良かった。ただ、上位も見えている中で、『アウェーで引き分けOK』とは言えない」と話し、笑顔はなかった。