川崎フロンターレが3-0で、横浜F・マリノスとの「神奈川ダービー」を制した。前半14分、川崎フロンターレMF大島僚太(24)がミドルシュートで先制。ゴール前の混戦から、横浜F・マリノスDFデゲネクのクリアが小さくなったのを見逃さず、右足でゴール右隅に決めた。

 後半12分にはFW小林悠(29)が追加点を奪った。左サイドでこぼれ球を拾うと中央へ切り込み、相手GKの頭上を通過する強烈なミドルシュートを決めた。ゴール直後には、陸上男子100メートル世界記録保持者で、今月6日に対面したウサイン・ボルト氏の「ボルトポーズ」も決め、喜びを爆発させた。同30分にはMF家長昭博(31)が、ダメ押しの3点目を奪い、前回対戦で0-2と敗れた雪辱を果たした。

 川崎フロンターレは14勝7分け4敗で勝ち点49とし、同47の横浜F・マリノスを抜いて2位に浮上した。