横浜F・マリノスは21日、横浜市内でリーグ戦の次節ヴァンフォーレ甲府戦(23日)に向けて練習を行った。前日20日の天皇杯4回戦サンフレッチェ広島戦に、長時間出場した選手はランニングやストレッチなど軽めのメニューに終始。その他の選手は実戦形式のメニューなどをこなした。

 サンフレッチェ広島戦で3ゴールを挙げ、勝利に導いたFWウーゴ・ヴィエイラ(29)は、試合後にSNSや個人の連絡先に計1000通を超える祝福のメッセージが届いたことを明かした。「最初は返事を書いていたけど、その途中でも次々とメッセージが届いたので、そのうちに眠くなって、どうしても全員に返信はできなかった。記事を通じて、みんなに僕が『ありがとう』と思っていることを伝えてもらえると助かるよ」と、延長戦の末に120分間フル出場した疲れもあり、サポーターへの返信が滞ったことを申し訳なさそうに話した。

 前日の3ゴールは、映像でも確認したという。延長後半15分の決勝点を振り返り「120分の最後にスプリントできたことで、コンディションが良いことを証明できたと思う。甲府戦も、もちろん出るための準備をする」と、前夜の興奮冷めやらぬ様子で冗舌に話した。