今季のデータを独自の視点で分析して各賞を選出する、恒例「ニッカン・フットボール・アウォーズ」を今日から2回にわたって連載します。第1回はJ1攻撃編。

 川崎フロンターレのFW小林が23得点で今季の得点王。ホームで14点、アウェーで9点を挙げた。昨季までのJ1通算55得点はホーム22点、アウェー33点と、敵地でより多くのゴールを決めてきたが、今季は本拠地で得点を量産。これまでは敵地のサポーターを黙らせるようなゴールが多かった一方で、等々力のサポーターとともに歓喜するゴールは意外に少なかった。だが、今季は12月2日の最終節、ホーム大宮戦で自身初のハットトリックを達成し、クラブも逆転で初のタイトルを獲得。自身も逆転で得点王となり、MVPにも輝いた。