ジュビロ磐田は26日、21回目となる鹿児島キャンプを開始した。空路で同県に降り立った選手たちは、西郷どん大河ドラマ館で行われた歓迎式典に出席。黒豚など地元の名産品を贈呈され、駆けつけた市民からは熱烈な拍手が送られた。DF桜内渚チーム主将(28)が選手を代表してあいさつ。「鹿児島で心身ともに鍛え、チーム力を上げてトップ5を目指していきます」と今季の目標を宣言した。

 式典後は、鴨池補助競技場に移動してトレーニングを開始。ランニングなど約1時間半の軽めのメニューで汗を流した。名波浩監督(45)は「明日から、またハードな練習が始まる。昨年の自分たちの形を思い起こし、新たなことにもチャレンジする。充実した期間にしたい」と話した。同キャンプは来月12日までの計18日間。開幕に向けた準備を着実に進める。【前田和哉】