ベガルタ仙台の「ゴールデンプレート」が本格活動をスタートさせた。別メニューでの調整が続いていたDF金正也(29)MF板倉滉(21)の金板コンビが1月31日、宮崎県延岡市の西階陸上競技場で行われた2次キャンプ初日の全体練習で、チームに完全合流を果たした。両ウイングバックを起点とした攻撃練習でシュートを放つなど約1時間30分、順調な回復ぶりをアピールした。

 練習を終えた金は「ミーティングでチームがやろうとしていることは理解できている。コンビネーションを上げて徐々にやっていければ」と初日の感触を振り返った。

 1月に行われたU-23アジア選手権(中国)で2試合に出場している板倉は「別メニューでしたが、(1月)上旬から試合をこなしているし『隠れ仕上がっている男』なんです。もう競争は始まっているので、攻撃参加だったり、自分の良さを出してアピールしていきたい」。明日2日に同地で行われるJFLヴェルスパ大分戦に出場の予定だ。