ヴィッセル神戸新主将のFWルーカス・ポドルスキ(32)が金曜日開催を歓迎した。サガン鳥栖との開幕戦を翌日に控えた22日、佐賀・鳥栖市内で会見に出席。「普段見ない人も試合を見る」と金曜夜の利点を力説した。もちろんチームの勝利が前提。約1週間前には費用を負担して“決起集会”を開催するなど、チームが目標とする初優勝とACL出場権獲得へ先頭に立つ。

 世界的ストライカーも「フライデーナイト」を歓迎した。本格導入された金曜開催をポドルスキは「普段見ない人も試合を見る。Jリーグ、サッカー界全体に及ぼすいい影響がある」と分析した。ドイツ、イングランド、イタリア、トルコの名門クラブでプレーしてきた元ドイツ代表は、金曜夜の試合も経験。「ナイターでプレーするのは楽しいし、Jリーグで初めてという平日金曜開催の場にいられるのは光栄」と開幕戦への意気込みを示した。

 昨夏の神戸加入から2季目を迎え、主将に指名された。約1週間前には選手だけでなく吉田監督、コーチらも参加した“決起集会”を主催し費用も負担。初タイトルとACL出場権獲得へ士気を高めた。「経験を生かして貢献したい。1人では何もできない。1つになってやることが大事」。その第1歩となる鳥栖戦へ「しっかりプレーする」と力を込めた。