横浜F・マリノスはMF扇原貴宏(26)が鮮やかな無回転FKで決勝点を挙げ、1次リーグ突破を決めた。

 試合は前半14分にDFミロシュ・デゲネク(24)のゴールで幸先よく先制するも、23分に自陣でのパスミスから失点。漂う嫌な流れを、扇原が左足で断ち切った。

 前半32分にゴールほぼ正面の位置でFKを得ると、短い助走から左足を一振り。相手GKに向かって真っすぐ飛んだ無回転のボールは急激に曲がり、ゴール左隅へ突き刺さった。

 後半はピンチも迎えたものの、体を張った守備で耐えて勝利。同じく勝利した仙台に首位は譲ったものの、グループ2位で2年ぶりの1次リーグ突破をつかみ取った。