清水エスパルスDF立田悠悟(20)が、自分とチームのために、川崎フロンターレ攻撃陣封じを狙う。明日11日のホーム川崎F戦に備え、9日は静岡市内で非公開練習に参加。川崎Fには、5月20日の前回対戦で0-3と完敗したことを踏まえ、立田は「ボールを回される時間が多いと思うけれど、僕らも守備は良くなっている」。チームはリーグ再開後の4試合で2失点。ワールドカップ中断中に修正した堅固な守備には、自信を持っている。

 ただ、川崎F戦の翌12日から、U-21(21歳以下)日本代表としてアジア大会(ジャカルタ)出場準備に入るため、不安もある。「戻った時に清水でポジションがあるとは限らないので、この試合でアピールして代表に行きたい」。明日は5季ぶりのホーム5連勝が懸かり、立田は完封勝利を「置き土産」にする決意だ。【神谷亮磨】