5戦無敗だった湘南ベルマーレが横浜F・マリノスの守備を崩せず、6試合ぶりに黒星を喫した。

 U-21日本代表のDF杉岡大暉(19)が前半29分、混戦からフリーの場面でシュートを打つも空振るなど、再三の好機をものにできず、4月15日の広島戦以来、12試合ぶりに無得点に終わった。

 それでも曹貴裁監督は、パスをつないで相手を崩してシュートに持ちこんだチームの姿に確かな手応えを感じている。

 曹監督は「美しいという形容詞の形でシュートまでいった場面がたくさんあった。前半から、J1でこれほど(好機を)つくれなかったので、ここまでやれるようになったと見ていた」と振り返った。

 また、最後の仕上げの課題を挙げ「負けからどれだけ学べるかが大事。次に生かしていきたい」と話した。